Monday, December 7, 2009

翌日の本格的な競演(7)

 和男は君子の言う古い知り合いの意味がよく本当は分からなかった。
「そういうお友達の方が君子さんにはいらっしゃるんですね?」
と和男が聞き返すと君子は
「そうですわね。いますわね。昨日言ったその友人の女の方です」
と言った。
 車が南禅寺の境内に入って、駐車場が正門の手前にあることを君子が思い出すと一瞬しまったという表情を示したが、すぐに「そうだこっちに停めよう」と小声で頷いてから彼女は車を建仁寺の方へと向かわせず、そのまま平安神宮の方へと直進していって、雑木林のようなものが見える行き止まりの路地に車を入れた。そこには誰も歩行していない死角のような場所だった。
「昔は昔、今は今ですわよ」
君子は車を停めてハンドルから手を外して溜息を一回大きくつくと、左手を和男の腿の辺りに置いた。そして
「友達も大事ですけれど、一見の間柄も大事ですわね」
と言って、和男の脛と腿の間を昨日のように手で摩りながら往復した。和男は既に自分自身で一回その日は浴槽から立ち上がって抜いている。しかしそんなことはその瞬間にはどうでもよくなっている。
「やっぱり僕たちは一見の間柄だけですかね?」
と君子に確かめるように和男は聞いた。和男はさっきの「私たち意外といい相性なのかも知れないですね」と言ったことに対する君子の「そうですよ、そう思わなかったんですか?」という返答の意味を考えながらそう質問したのである。
「それは未だ分かりません」
と君子は言いながら
「少しお黙りになっていて」
と言って、和男の太腿と股間に更にやんわりと、しかししっかりと刺激を与えながら、君子は次第に息遣いを荒くしながら押し殺したような呻き声をひっそりと発して、自らの右手で昨日のように最初右胸、そして左胸、そして往復させるように全体を掻き回すように揉みしだきながら、ブラウスの下の縁を捲り上げて上へ押し上げつつ、ブラジャーのホックを外し始めた。そういう時にしやすように、という配慮からかフロントホックブラだった。そして今度は左手を和男の既に怒張しきっていたペニスを掴み出そうとして和男のズボンのジッパーに手をかけた。和男は
「君子さん」
と声を漏らしていた。こうなることは既に車に二人で乗り込んだ時点で分かっていたではないか。しかしいざそうなってみるとやはり総一郎氏は既にこうなることを承知で二人をまず出かけさせたのだろうか、と和男はそう思った。
 君子は既にブラウスを首から外して脱いでいた。そして今度は履いていたスカートのジッパーを外して足を持ち上げて脱ぎ始めた。そして和男の勃起したペニスがトランクスから君子の左手によって探り出されて、露出した時、君子もまたスカートを足下から持ち上げ彼女の右手によってくしゃくしゃに丸め込まれ後部座席に投げ捨てられていた。君子はベージュのパンティーを履いていた。その他は何も最初から身につけていなかった。
「和男さん、優しいあなた」
と小声で囁きながら君子は和男の頬にキスをして、熱い吐息を和男の鼻先に吹きかけながら、和男の頬から耳元、そして項に至るまで丹念に唇で愛撫し始めた。そして再び彼女の唇が顔に戻って唇の上に重なってきた時に、彼女の左手は今度は彼の左方の腰を摩り、右手を勃起したペニスにピストン運動を加え始めた。ペニスの先端からはカウパー氏腺液がたっぷりと滲み出てきていた。これだけは若い頃からずっと変わりないことである。そして君子は
「ああ、和男さん、立派なおちんちん」
と言った。和男は思わず車の外を見回したが、一向に誰も歩いてなどいない。助けを求めるわけにもいかない。和男はリクライニングシートを最後部まで下げて後部座席へと移動させリラックスした姿勢に自らを持っていった。そうすると和男の勃起したペニスが寝かされるような格好になった。君子は和男の顔への愛撫を停止して今度は和男の寝かされた形のペニスへと顔を持っていった。そして最初カウパー氏腺液をちろりと舌で舐めて舌を一旦丸めると、今度はその舌を使ってペニス全体をゆっくりと口腔全体へと挿入させて、上下させ始めた。そしてそうしながら和男の遊んでいた右手を自分の先ほどまでペニスを掴んでいた右手で自分の股間の方へと誘導した。そしてベージュのパンティーをずり下ろすのを手伝わせた。君子は口腔内での和男の怒張した息子への上下運動を持続させながら、しきりに和男の手伝いを得て自分自身の足を上へ持ち上げ、パンティーを異物のようにしながら、それを脱ぎ捨て、ブレーキとアクセルペダルの下に足をもぞもぞさせながら脱ぎ捨てた。その時一瞬自分の右手を和男の右手による誘導を誘引した後元の位置に戻す時にクラクションを刺激して車はブーとけたたましい音を立てた。和男はその音に戦いたが、君子は一向に意に介していなかった。その証拠に一瞬たりとも休まずに和男のペニスにたっぷりと唾液で包み込みながら上下運動をさせ続けていたからだ。彼女の顔は和男の胴体の上でゆさゆさと上下運動をし続けた。そして次第にその上下する頭の先の髪の毛がほつれ出した時に、いきなりその上下運動を中断させて、和男の胴体の上の方に自らの胴体そのものを頭が車の天井のぶつからないように配慮しながら、持っていった。そして自らの左足を先ほどまで摩っていた和男の左方の腰の脇の助手席に乗せて、丁度自身のアヌスが和男の顔の上へ来るように持っていった。君子の顔はだから車のフロントガラスの方へと密着していた。顔をガラスに擦り付けてまで窮屈な格好をしながら、彼女は和男から自分の下半身をクンニリングスして貰うように要請したのだ。
 和男はその時改めて仰向けになった自分の顔の上方にあの固有の汗の匂いと女性の発散する固有の内分泌の匂いを強制されながら、目の前に展開する君子のアヌスとワギナを仰ぎ見た。その時まさに和男は君子のバルトリン腺液を滴らせた彼女のワギナが豊かな大陰唇をひらひらさせながら展開するさまを、「ハマグリ」と言うよりは「ぼぼ」、「ぼぼ」と言うよりは「めめじょ」と言う方が相応しいと密かに考えていた。「め・め・じょ」という響きがじんなりと濡れてぱっかりと左右に開いていたその膣口とそこから滴る愛液からぴったりに思えたからである。「ぼぼ」というとどこか閉じた姿をイメージさせる。しかしハマグリはぱっかりと開く直前をイメージさせる。そして「めめじょ」と言うと、一旦完全に開いたかと思うと呼吸と共にもう一度閉じようともするさまをイメージさせるからである。
「和男さんお願い」
と愛液を和男の顔へと滴り落としながら君子は自らの生殖器へのクンニリングスを求めた。和男は必死に顔中彼女の下半身に埋め込み、自分の鼻先から口元全てを君子の内分泌液に塗れさせていった。そして和男が十分君子への下半身の刺激を唇と舌で挙行した後、やおらに和男のペニスを掴んで、それを自らのワギナに挿入した。
 和男は一瞬
「うっ」
とうめき声を発し、自らの勃起したペニスがするりと彼女のワギナに挿入する様をまるで他人のセックスを覗き込むような感じで自らの顔の上を仰ぎ見た。しゅるるっと君子が和男のペニスを包み込む音が聞こえた。和男の尿道はこんもりと膨れ上がっていたので、君子のワギナにほどよい刺激を与え続けた。君子は次第に上下運動の、と言うより君子の体勢が前に屈み込んでいたので前後往復運動のようになっていたのだが、次第にスピードを増していった。
 どれくらい時間が経過していたのだろう?和男が既にお互いの汗が塗れてきゅっきゅっと音を立てていた時、勃起したペニスの緊張度が最高潮に達した時、自分の横たわる助手席のリクライニングシートの上方に、のそっと男性の姿が見えるとそれが何と車椅子に腰掛けて外から二人の痴態を覗いていた総一郎氏の顔だったのだ。
 和男は急いで全てを停止させようとしたが、君子は頑としてその体勢を崩そうとはしなかったし、あろうことか総一郎氏は和男に車の外から大きく口を開けて、言葉を読むように和男に表情で示した。そして口の形ははっきりと
「妻の中に射精してくれ」
と言っていた。それに応えるように君子は
「和男さん、中に出して頂戴」
と言った。そう君子が言った瞬間和男は既に我慢の限界に達していたのか、ずくっと溜まっていた精子が君子のワギナの内部へと一気に放出された。その瞬間和男は昨日の夜にも、今朝の浴槽での快感にはなかった究めつけの充足感を満喫していた。そして自分の精子が一部フロントガラスに顔を押し付けたまま失神しているかのように項垂れる君子の膣から滴り落ちてきたのを確認すると、未だ勃起状態を解除させないままのペニスをゆっくりと君子のワギナから抜き取った。
 すると総一郎氏は手で車の助手席の窓ガラスを開けるように和男に命じた。そして和男がそれに応じてガラスの下部にあるボタンを押すと、窓ガラスは開いた。そこから今度は少しだけ腰を持ち上げ、既に怒張しきっていた自らのペニスを和男の顔の上方に差し出して、和男の精子を吸収していた膣壁に向けて
「今度は俺だ」
と小声で呟きながら、少しだけ総一郎が挿入しやすくするために腰を助手席の窓ガラスの方へと向け変えた妻のワギナにぬるっと挿入していった。まさに和男が仰向けになっている助手席の上方でつい昨日知り合った夫婦の性行為を眺めることとなった。しかも総一郎氏は車の外から自分の妻が差し出すワギナに勃起したペニスを差し入れようとしているのだ。
「こんなことになってよかったんですか」
と済まなそうに聞く和男に対して総一郎氏は
「ええんじゃよ。第一俺はあなたの精子を殺すくらいに強い精子を妻に放つ自信があるんじゃよ。いやその自信を回復させてくれたのもあなたのおかげじゃよ」
と言った。その時同時くらいに君子は勃起した夫のペニスを受け入れながら
「あなた和男さんって優しいんですのよ、とっても」
と言った。それに対して即座に総一郎は
「おお、そうかそうか、よしよし」
と言って、自分の怒張したものをずんずんと君子のワギナに衝き立てて奥の方まで潜り込ませていた。

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